1か月の子どもがいます。体の大きさに比べて頭が大きい気がしますが大丈夫でしょうか。
出生時からの頭囲(頭の大きさ)を母子健康手帳の「乳幼児身体発達曲線(頭囲)」で確認をしましょう。出生時から1か月健診の頭位が、曲線内で線に沿って大きくなっている場合は、心配はありませんので経過を見ていきましょう。
曲線を超えている場合や、曲線に沿わず急激に大きくなっている場合は、脳の内部に髄液がたまる水頭症等の疾患の可能性もあります。頭が大きくなる他に、活気がなくなる、ほ乳量が減る、おう吐やけいれん、大泉門(前頭中央にある菱形のくぼみ)が盛り上がる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
一般的に出生時は、胸囲(胸の大きさ)よりも頭位の方が大きいです。成長と共に1歳までに胸囲と頭囲が同じくらいになります。頭囲は、個人差・家族性もあるため、身長・体重とのバランスを見て、心配な場合は、赤ちゃん訪問や育児相談でご相談ください。