おたふくかぜにかかって保育園を休んでいます。いつになったら登園できますか?
おたふくかぜは、春から夏にかけて流行することが多く、ウイルスの飛沫によって感染します。耳の下の腫れが治まり、痛みがとれるまで登園はできません。症状が治まったら登園できますが、主治医の治癒証明書が必要な場合が多いので、通っている園に確認をしましょう。
【主な症状】
耳の下に腫れと痛みが現れます。お子さんが、「耳が痛い」「ものを食べると痛い」と痛みを訴えたときは、注意しましょう。たいていは両側ともに腫れますが、片側が少し遅れて腫れる、片側だけ腫れる、という場合もあります。また、38~39℃の熱が出る人もいれば、まったく出ない人もいます。腫れは、通常1週間前後でひきます。潜伏期間は2~3週間です。
【おたふくかぜにかかったら】
1.やわらかく、刺激の少ない食事
口の中が炎症を起こし、口を開けるのも痛がることがあります。食事は、できるだけやわらかく、刺激の少ないものにしてください。かむ必要のない流動食やスープなどにしてもよいでしょう。
2.冷湿布で痛みを和らげて
耳の下の腫れて痛いところに冷湿布を当てると、多少痛みが和らぎます。また、病院では、症状に合わせて、鎮痛剤や解熱剤が処方されます。医師の指示を守って、使用してください。