幼稚園でりんご病が流行っています。りんご病は、どのような症状が出るのでしょうか?
両頬がりんごのように赤くなることから「りんご病」と呼ばれます。症状は約10日(4~20日)の潜伏期間の後、両頬に紅い発疹が現れます。その後、体や手・足に網目状の発疹がみられ、1週間程度で消えます。発疹が現れる7~10日前に、微熱や風邪のような症状がみられることが多く、この時期にウイルスの排出が最も多くなります。発疹が現れる時期には、感染力はほぼ消失します。
発疹は痒みを伴うことが多く、入浴時に皮膚を刺激することで、増えることがありますので、お風呂は短くきりあげましょう。また、日光や気温の低い状況でも悪化する特徴がありますので、外あそびや室温には気をつけましょう。予防接種はなく、予防するには一般的な手洗い、うがい、咳エチケットを心がけることが大切になります。