子どもが通っている保育園で、アタマジラミが流行しています。どんなことで感染するのでしょうか。
子どもたちを中心に発生するアタマジラミは、髪と髪が触れあったり、帽子・くし・寝具類等を共有することで感染します。アタマジラミは、すべての人の頭に発生しますが、子どもはからだを寄せ合って遊ぶことが多いので、感染する可能性は大人より高いと言われています。 日常生活での予防法は、次のとおりです。
①早期に発見する:成虫は数が少なく見つけることが困難なので、髪の根元に抜け殻や卵(0.5㎜位の乳白色の楕円形)がないか定期的に見るようにしましょう。フケと違い、指でつまんで取ろうとしても簡単には落ちないのが特徴です。②十分に洗髪する:寄生している耳の後ろ、後頭部の洗い残しが多いので丁寧に洗いましょう。③帽子、寝具等の共有を避ける。④寝具はこまめに洗濯し、部屋は掃除機をかける。
感染が疑われる場合は早めに医療機関を受診しましょう。