もうすぐ1歳になる子どもが手づかみで食べようとします。手づかみで食べさせていいですか?
手づかみ食べは、「自分で食べる」ことの第一歩です。手づかみで食べる経験を重ねることで、自分で食べる意欲につながります。手づかみ食べはさせてあげましょう。
手づかみ食べは、食べ物を目で確かめて、手指でつかんで、口まで運び入れるという目と手と口の協調運動です。赤ちゃんは、目で食べ物の位置や大きさを確かめ、手指でつかむことによって力加減を学び、前歯でかじりとることで、一口量を覚えていきます。また、スプーンなどを使って食べるための練習にもなります。
前歯が生えそろう1歳前後になったら、手づかみしやすいように、軟らかく煮たスティック状の野菜やお芋、おにぎり、ハンバーグなどを子ども用のお皿に用意して、十分に練習をさせてあげましょう。
食事前にエプロンをつけたり、周りに新聞紙を敷くと片付けもしやすくなります。