夏場の食中毒が心配です。子どもにお弁当を持たせる場合気をつけることはありますか。
食中毒を防ぐためには、細菌を「つけない」「やっつける」「増やさない」の3原則を守ることが大切です。
調理前のポイント*清潔
細菌などを食べ物につけない」ために、調理前はよく手を洗いましょう。調理器具、お弁当箱もきれいに洗いましょう(特にお弁当箱のふたのパッキン部分は汚れが残りやすいところなので分解して洗います)。また、洗った後はしっかり乾燥させましょう。
調理のポイント*加熱
食べ物に付着した細菌やウイルスを「やっつける」ためにも、よく加熱しましょう。卵焼きなどもよく火を通しましょう。電子レンジを使うときは、途中でかき混ぜるなどし、加熱ムラを防ぎましょう。
詰める時のポイント*水気を切る
水分が多いと細菌が増えるおそれがあります。
細菌を「増やさない」ためにも、おかずの汁気はよく切ってお弁当箱に詰めましょう。ごはん、おかずをよく冷ましてからフタをしましょう。生野菜などを使うときはよく洗い、水気をきちんと切ってから詰めましょう。
お弁当は涼しいところで保管し、なるべく早めに食べましょう。お弁当を持ち運ぶ時は保冷剤を活用するなどしっかり対策をし、夏場の食中毒を予防しましょう。