もうすぐ1歳になる子どもが、伝い歩きをし始めました。家の中で安全に過ごすにはどうしたらよいでしょうか。
1歳ごろの子どもは独りで動けるようになり、行動範囲が広がります。思考力も育ち手先が器用になるため、台を使ってテーブルに登ったり、小さな物をつまむこともできます。子どもから目を離さないことが大切ですが、目を離しても危険がない環境づくりを事前にしておくことが必要です。転落の危険があるベランダ、溺れやすい浴室、やけど・けがの事故が多い台所など、危険な場所は鍵や柵などで対策しましょう。小さなおもちゃなどの誤飲による窒息、害のあるたばこ・薬などにも注意が必要です。また、おもちゃの電池なども中から取り出す場合があるので、危険な物は、鍵のかかる場所や子どもの手の届かない場所に保管しましょう。