3歳の子どもがいます。コロナ禍での子どもの熱中症にはどのように気を付けたらよいでしょうか。
コロナ禍での熱中症予防において、マスク着用時は熱が逃げにくく、マスク内の高い湿度でのどが渇きにくく、気づかないうちに脱水状態となりやすいため注意が必要です。
暑さを避け、のどが渇いてなくても1時間おきに水分補給をしましょう。大量に汗をかいたときは塩分も取りましょう。熱中症の症状がみられたら、応急処置として涼しい場所で体を冷やし(太い血管のある脇や太もも、首が効果的)、スポーツ飲料ではなく塩分の高い経口補水液を飲みましょう。体調の変化を確認しつつ、応急処置後は速やかに医療機関を受診しましょう。
なお、2歳未満児はマスクの着用を推奨しておらず、就学前児は他者との距離に関わらず一律に求められていません。着用には保護者が体調に十分注意する必要があります。