機嫌がとても悪く、熱を測ったら38.8℃でした。病院に行ったら、インフルエンザと言われました。どんなことに気をつけたらいいですか?
インフルエンザに感染すると、40℃近い高熱、だるさの他に、寒気、関節痛、咳、鼻水、のどの痛み、腹痛、下痢、嘔吐などの症状が起こり、急激に悪化します。熱は一度下がって再び上がり、しつこく続くこともあります。赤ちゃんの場合は、ひどく機嫌が悪くなったり、ぐったりしたりすることがあります。
【対処方法】
インフルエンザの予防として、人ごみを避け、手洗い・うがいをしましょう。これは新型インフルエンザの予防にもなります。また、お茶に含まれるカテキンは、ウイルスのたんぱく質と結びつき、感染力を弱めるといわれているので、うがい薬がない場合は、緑茶でのうがいも効果的です。
なお、10月~12月の間に予防接種を受けると効果があります。生後6か月から接種でき、13歳未満は2回接種となっています。
1歳の子どもがいます。平成26年度から、インフルエンザ予防接種の助成が始まったと聞きましたが、どうしたら助成が受けられますか?
助成を受けるには2通りあります。
市内委託医療機関で接種する場合は、お手元にある予診票に記載し、助成額を差し引いた費用を医療機関に支払ってください。
市内委託医療機関以外で接種する場合は、接種後に助成金交付申請を健康づくり支援課(郵送可)、市役所市民課、各行政サービスセンター窓口で受け付けています。申請に必要な書類は、(1)申請書、(2)請求書、(3)接種年月日およびワクチンが確認できる書類(母子健康手帳の写し可)、(4)領収書(原本)、(5)住民票((1)の同意書に記名押印した場合は省略可)、(6)印鑑、(7)振込口座の分かるものです。
詳しくは、我孫子市ホームページ「小児インフルエンザ予防接種の一部助成について」をご確認ください。
4歳の子どもがいます。外出の際インフルエンザにかからないか心配です。予防方法を教えてください。
日常生活においての予防方法は次のとおりです。①外出後の手洗い:お子さんは外出先で、周りの物に興味を持ち、触れる機会が増えます。帰宅後は、石鹸を使い流水で手を洗いましょう。アルコール製剤による手指消毒も効果があります。②人混みへの外出を控える:やむを得ず外出する場合は、マスクを着用しましょう。③適度な湿度(50~60%)の保持:空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、かかりやすくなります。④十分な休息とバランスのとれた食事をし、抵抗力を高めましょう。
また、予防のためには、流行前の予防接種も効果的です。接種後2週間後から効果が期待できます。流行前に接種しましょう。市では、生後6か月~小学6年生の予防接種費用の一部助成事業も行っています。予防は家族全員で取り組みましょう。