レジオネラ肺炎という病気を聞きましたが、どんな病気ですか?子どももかかるのですか?
レジオネラ肺炎とは、レジオネラ属菌に汚染された目に見えないほどの細かい水滴(エアロゾル)を吸い込むことで感染する病気です。感染すると、全身性倦怠感、頭痛、食欲不振、筋肉痛等に始まり、咳、高熱、悪寒、胸痛が症状として現れ、子どもも感染します。
レジオネラ属菌は水中や土壌中など自然界に広く存在しており、私たちの周辺から完全に取り除くことは困難です。家庭の中の感染源の例としては、加湿器があります。
レジオネラ肺炎を予防するためには、感染源となるレジオネラ属菌の増殖を防ぐことが重要です。加湿器の水を溜めておくタンクの管理が悪いと、レジオネラ属菌が増殖することがあります。水はこまめに取り換え、使用する水も水道水など衛生的な水を使用しましょう。また、定期的にノズルの清掃やタンクの洗浄を行い、加湿器を使用しない間は水を抜いてきれいにしておきましょう。