6歳の子どもが副鼻腔炎になりました。副鼻腔炎は予防できますか?
副鼻腔炎の予防は、風邪をひかない、長引かせないことが大切です。鼻水が出るときは、すすらず、こまめに鼻をかみましょう。かむ時は、片側ずつ、ゆっくり、少しずつかみます。強くかむと、耳に強い圧力がかかり、痛みが出たり、中耳炎の原因となります。鼻水が出にくい時は、加湿と保温を行います。鼻の付根に温かいタオルをあてると良いでしょう。
副鼻腔炎は、風邪などの原因により、副鼻腔に炎症が起こり、粘膜が腫れたり、膿がたまった状態です。主な症状は、①頬、目やおでこのあたりに痛みが出る。②熱が出る。③においが分からなくなる。④膿のような鼻水が出る。⑤鼻水が喉に流れて痰が絡んだ咳が出る等です。症状が悪化すると、鼻づまりにより、眠りが浅くなったり、集中力が低下したり、日常生活に影響が出ることがあるので、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。