2か月の子が指をよくしゃぶるようになりました。指しゃぶりは、はずした方がいいでしょうか?
赤ちゃんは自分の指をしゃぶることで、自分の体を認知し、指や口の感覚を発達させています。無理やりに、指や手を口から出す必要はありません。 生後2か月位になると、赤ちゃんは自分の手を口に持っていき、ベロベロとなめるようになります。なめながら、固さや柔らかさ、温度、形などを確かめており、その刺激が赤ちゃんの脳に伝わって発達していきます。3~4か月頃になると、自然に手を伸ばして、手や指で物を使って遊ぶようになります。軽くて握りやすいおもちゃや触ると音の出るおもちゃを見せたり、手のひらに触れさせたりしてあげましょう。 おしゃぶりは、日頃使うことが多くなると、あごの形が悪くなって、歯並び(かみ合わせ)に影響が出たり、口の中に細菌が繁殖しやすくなり、むし歯になるリスクが高くなる可能性があります。また、赤ちゃんが話し始める時期なので、自分からお話しする機会が少なくなってしまいます。おしゃぶりを使う場合は、時間を決めて上手に使いましょう。