現在5か月になる子どもがいます。まだBCGを受けていませんが、生後6か月を過ぎてBCGの予防接種をした場合、予防接種の費用は有料になりますか?
平成25年4月1日から、BCG予防接種の対象年齢が「出生直後から6か月未満まで」から「出生直後から12か月未満(1歳の誕生日の前日まで)」に変更となりました。そのため、1歳未満であれば無料で予防接種が受けられます。標準的な接種期間は「生後5か月から8か月未満」となります。
BCGは、結核の予防接種です。結核は、結核菌の感染で起こります。発熱としつこいせきが特徴で、重くなると血を吐いたり、呼吸ができなくなり、以前は死亡率の高い病気でした。予防接種の普及で患者数は激減しましたが、抵抗カの弱い赤ちゃんがかかると結核性髄膜炎を発症するなど重症化しやすいため、適切な時期に忘れずに予防接種を受けましょう。