8か月の子どもがいます。ミルクからフォローアップミルクに切り替えようか迷っています。違いは何ですか?
フォローアップミルクは、母乳や育児用ミルクより鉄分やたんぱく質、炭水化物、カルシウム、鉄分の吸収を促進するビタミンCが多く含まれるミルクです。離乳食が進まず鉄分不足が心配される場合や、体重が増加しない場合など、9か月以降で使用するものです。たんぱく質が多いため、月齢の低い乳児に与えると消化器官に負担がかかる恐れがあります。使用する際は、製品に記載してある対象月齢を守りましょう。
離乳食後期(9~11か月頃)は、栄養の6~7割を離乳食からとり、食事が主体になる時期です。離乳食を食べ、体重増加も順調であれば、特にフォローアップミルクに切り替える必要はありません。離乳食に赤身の肉や魚、緑黄色野菜、大豆製品、レバーなど鉄分の多い食品を取り入れましょう。後期離乳食教室(9か月児対象)を開催しているので、是非ご利用ください。