3歳の子供がいます。最近よく噛んで食べるとよいと耳にすることが多くなりました。よく噛むとどのようなよい効果があるのでしょうか。
よく噛んで食べると、「顎の骨や口の周りの筋肉が発達する」「消化を促進する」「唾液の分泌が増え、口の中の清潔を保ち、歯の質を強化する」「味覚が発達する」など様々な良い効果が得られます。よく噛んで食べることは自然に身につくものではなく、いろいろな固さの食べ物を噛む経験をとおして覚えていくため、奥歯が生えそろう3歳ごろになったら、野菜を大きめに切ってだすなど、噛みごたえのある食べ物を食事に取り入れたり、ご家族の方がよく噛んでいる様子を見せてあげるとよいでしょう。
よく噛む習慣を身につけることは、しっかり噛める機能の発達を図るとともに、お口だけでなく、身体の健康を保つための土台になります。また、お子さんだけでなく、大人の方もよく噛むことで同様の良い効果を得ることが出来ます。家族全員で食事をよく噛んで食べ、お口から全身の健康を保ちましょう!