子どもが耳を痛がります。受診した方がよいでしょうか。
耳が痛くなることが特徴の疾患は、中耳炎が考えられます。耳の痛みがうまく言えないために不機嫌だったり、耳にしきりに手をやったりすることも多く、38度前後の高熱が出る場合もあります。かぜをひいたときに起こりやすく、鼓膜の一部が破れ、耳だれが出ると痛みや熱が治まってきます。
痛みがおさまってきても治ったわけではないので耳鼻科で受診をして治療することをお勧めします。
繰り返し中耳炎を起こすと、滲出性中耳炎(痛みや熱はないが、耳が聞こえにくくなったり閉塞感・耳鳴りがあったりする)になりやすいので、きちんと治すようにしましょう。声をかけても振り向かない、小さな音に反応しないなどに気づいたら滲出性中耳炎の可能性もあるので注意しましょう。
【対処方法】