部屋の中でも熱射病になると聞きました。子どもの日常生活で、どのようなことに気をつけたら良いですか。
熱射病は、蒸し暑い所に長時間いることが原因で起こり、室内や夜間でもなります。暑い環境に慣れていない、急に暑くなった日や梅雨明けの蒸し暑い日は注意が必要です。
熱射病予防のポイントは次の通りです。
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室内ではエアコンを使い温度調節をしましょう。設定温度は27~28度が適温です。扇風機を併せて使うと、体感温度が下がり、涼しく感じられます。ぬるめのシャワーを浴びて、体を冷やすのも有効です。
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起床時、就寝前、外出の前後、入浴の前後など汗をかく前と後に白湯や麦茶を与え、水分補給をしましょう。大量の汗をかいたあとはイオン飲料も良いでしょう。
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風通しがよく、汗の乾きやすい麻や綿などの素材の服を選びましょう。
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日ごろから規則正しい生活、栄養バランスのとれた食事や遊びを通して暑さに負けない体づくりを実践しましょう!
熱射病の症状は、めまいや立ちくらみ、大量の汗をかくなどです。吐き気がある、意識がない、けいれんが起きるなどの症状の場合は救急車を呼びましょう。